ゲーミングBTO パソコン「G-Master Axilus NEO B550A」レビュー



UTAGE VALORANT4の協賛である@Sycom(サイコム)様よりご提供頂いた8コア16スレッド最新CPUのRyzen 7 5700XとGeForce RTX 3060ビデオカードを搭載するゲーミングBTO パソコン「G-Master Axilus NEO B550A」をレビューしていきます。


1.G-Master Axilus NEO B550A - スペック

今回ご提供頂いた「G-Master Axilus NEO B550A」は公式ページに記載されている標準構成に準拠したものになります。

なお、一部のパーツについては公式ページの標準構成とは違いますが、カスタマイズで選択することが可能です。

2.G-Master Axilus NEO B550A - 外観

「G-Master Axilus NEO B550A」はNZXT社のATX対応「CA-H510I-W1」ミドルタワーPCケースを採用しています。ケース外観はフラットデザインに仕上がっており、シンプルで落ち着いた雰囲気になっているのが特徴です。

ご提供頂いた「G-Master Axilus NEO B550A」のパソコンケースは白色ですが、カスタマイズで黒色に変更することも可能です。ATXとはマザーボードの規格を表しており、ATXの他にMicroATX・Mini ITX・E-ATXがあります。

それぞれサイズや機能性・拡張性が異なっており、規格に対応したケースを選択する必要がありますが、このケースはATXの他Mini-ITX・MicroATXに対応しているため、カスタマイズ性に優れています。

本体サイズは(幅)210mm×(高さ)460mm×(奥行き)428mmとコンパクトなサイズとなっています。

重量はケース本体が6.8kgなので、内臓パーツを含めるとおおよそ15kgほど。

ケース前面の右下にしっかりありました。

サイドはガラスパネル仕様となっており、LED付きのパーツを増設しても隠れてしまわないので、外観にこだわりたい人には嬉しいデザインです。


もちろん見た目だけに特化している訳ではなく、ケース選びで重視される冷却性能も優秀です。

一見、前面の通気性が悪いように思われますが、内部は十分なスペースがあり、そこから吸気を行うことで十分な冷却性能を発揮します。

また、水冷クーラーのラジエータを設置できるスペースも確保されているので、自身で換装することも可能です。



ガラスパネルの反対側は初心者でも簡単に配線ができるよう、ケーブル誘導ガイドが搭載されています。

ケースの下にある電源ユニットを設置する箇所にもスペースがあるので、各種ケーブルを隠すことができます。

これにより、配線が苦手な方でも見栄えを良くすることができます。



ケース上部右から順にパワースイッチ、USB3.1 Type-A端子、USB3.1 Type-C、ステレオ出力/マイク入力3.5mmジャックが備わっています。


3.G-Master Axilus NEO B550A - 内部

パソコン内部はCPUファンとビデオカードがスペースを取っているように見えますが、それでも十分な余裕があります。

ケースファンが前面に1つ、上部に1つ、後方に1つ取り付けてあります。

本来「CA-H510I-W1」PCケースには前面吸気ファンが付属されていませんが、サイコム独自で12cmファンが標準装備されています。

CPUクーラーは標準構成通り「Noctua NH-U12S redux」が採用されています。

「Noctua NH-U12S redux」は空冷としては非常に高い評価を得ているので、冷却効果も十分期待できるものとなっています。



赤枠部分ヒートシンクの下にM.2 SSDが接続されています。



4.G-Master Axilus NEO B550A - CPU

今回注目のCPU「Ryzen 7 5700X」は、2022年4月15日に国内発売が開始されました。従来のRyzen 5000シリーズ「Ryzen 9 5950X」や「Ryzen 9 5900X」との主な違いは発熱やTDP(消費電力の目安)が大幅に抑えられていることです。

コア/スレッド数は劣ってしまうものの、上記2つはTDP 105Wと高めになっているのに対して、「Ryzen 7 5700X」はTDP 65Wとかなり抑えられています。

「Ryzen 7 5700X」発売前でTDPが抑えられていてパフォーマンスが良い製品だと、以前レビューした「Ryzen 5 5600X」または「Ryzen 7 5700G」のどちらかでした。

「Ryzen 5 5600X」と比較するとコア/スレッド数は上昇していながもTDPは同等なので上位互換と言えます。

「Ryzen 7 5700G」とはコア/スレッド数・TDPは同等ですが、L3キャッシュの容量が「Ryzen 7 5700X」の32MBに対して、半分の16MBとなっています。また、PCI-Express4.0に非対応なので、最新のビデオカードやSSDの性能を発揮することができません。


同時に発売された上位モデルの「Ryzen 7 5800X」と比較すると、ベース/ブーストクロックが若干低めに設定されているだけで他のスペックに差異は無く、やはりTDPは「Ryzen 7 5700X」の方が抑えられています。

「Ryzen 7 5700X」は十分なスペックを持ちながらも、発熱・消費電力を抑えている良いCPUと言えるでしょう。

今の流行だと水冷CPUクーラーが人気ですが、前述した「Noctua NH-U12S redux」に加え、低発熱の「Ryzen 7 5700X」であれば空冷で十分なのも頷けます。

発熱をもっと抑えたい場合は簡易水冷クーラー等を自身でカスタマイズしても良いでしょう。

5.G-Master Axilus NEO B550A – グラフィックカード

CPUと同じくPCを組むにあたって重要視するべきパーツのグラフィックカードにも注目です。

提供頂いたPCには高い冷却性能と静音性を兼ね備えた「MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G」が組み込まれていました。



出力はHDMI2.1×1、DisplayPort×3の計4つが備わっており、HDMIは4Kのリフレッシュレート120Hzまで出力することができます。

サイズ・重量はファンが2つ搭載されている分ややありますが、それでも十分なスペースが確保されていて、GPUホルダー(グラフィックカードを支えるフレーム)を取り付ける必要が無いほどの重さです。

・長さ約270mm


ファンの裏は金属製のバックプレートで保護されていました。

6.G-Master Axilus NEO B550A – ゲーム内でのパフォーマンス

肝心なゲーム中の温度とフレームレートの平均値がどれほどか検証しました。

テストはValorantのデスマッチで実施し、解像度1920×1080固定、グラフィック品質を高/中/低でデータを取得しています。



温度はCPU・グラフィックカード共に安定した数値で稼働していることが確認できました。


続いてフレームレートの平均値です。

デスマッチを数戦プレイし、マップ問わず全体的にフレームレートがどれほど出るか検証しました。

※フレームレートの小数点以下は切り捨てています。


フレームレートも、温度と同じく非常に安定した数値となりました。

グラフィック品質:高の最低値でも約266FPSとなっているので、240Hzモニターを使用していても十分問題ないパフォーマンスです。

急激なフレームレートの低下が起こらない点も好印象で、プレイしていて全くストレスを感じることがありませんでした。


7.G-Master Axilus NEO B550A - まとめ

「G-Master Axilus NEO B550A」はデザインからパーツのバランス全てに強いこだわりを感じました。

最近は360Hzのゲーミングモニターや8000Hzポーリングレートのマウスが出てくるなど、周辺機器も進化しています。

ですが、このBTOパソコンはそういった高性能な周辺機器を十分活かすことができるスペックを有しているので、大変頼もしい相棒になってくれるはずです。

「G-Master Axilus NEO B550A」はパソコンゲーム入門者のみならず競技シーンを目指している層や、競技シーンで活躍している層に十分おススメできるBTOパソコンなので、是非本製品の購入を検討していただきたいです。




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