「G-Master VELOX AMD UTAGE Edition」レビュー

今回は、UTAGE VALORANTの協賛である@Sycom(サイコム)様とのコラボゲーミングBTO パソコン「G-Master VELOX AMD UTAGE Edition」をレビューしていきます。


1.G-Master VELOX AMD UTAGE Edition – 構成について

今回ご提供頂いた「G-Master VELOX AMD UTAGE Edition」は公式ページに記載されている標準仕様に準拠したものとなっております。今回届いたPCについては、サイコム様のページで紹介されている構成と同じでした。


2.G-Master VELOX AMD UTAGE Edition – 概要

ケースは前回紹介した「G-Master Axilus NEO B550A」と同様のNZXT社製ATX対応の「CA-H510I-W1」ミドルタワーPCケースを採用しています。

G-Master VELOX AMD UTAGE Editionに組み込まれている「MSI B550-A PRO」はATXですが、 MicroATX・Mini ITX・E-ATXなどの規格に対応しています。

※ATXとはマザーボードの規格を表し、それぞれサイズ等が異なります。

右からパワースイッチ、USB3.1 Type-A端子、USB3.1 Type-C、ステレオ出力/マイク入力3.5mmジャック



今回もケース前面にロゴがあります。


ガラスパネル側上部にはLEDが設置されています。


ガラスパネル側上部にはLEDが設置されています。



3.G-Master VELOX AMD UTAGE Edition – パーツ各種

内部も基本的に前回紹介した「G-Master Axilus NEO B550A」と同じようになっていますが、「G-Master Axilus NEO B550A」に組み込まれていた「GeForce RTX 3060」と比べると性能は同等クラスですが、「Sapphire PULSE AMD Radeon RX 6600」はコンパクトなのでSATAポート部分に余裕があります。HDDを増設する場合は楽にSATAケーブルを接続することができそうです。


・比較


前面部分はスペースに余裕があるため、ファンの増設が可能となっています。

CPUファンも同様の「Noctua NH-U12S redux」が採用されています。

「Noctua NH-U12S redux」は空冷CPUファンとしては非常に高い評価を得ており、冷却効果も十分期待できる製品です。


CPUファンとグラフィックカードの間にあるヒートシンクの下にM.2 SSDが接続されています。


メモリも厳しい動作検証を行っており、安心して使用できるものとなっています。


マザーボードは「MSI B550-A PRO」を採用しています。

「MSI B550-A PRO」はコアユーザーにも目を向けた性能を備えています。

  1. Flash BIOS Button - USBを使用し、電源を入れることでBIOSのアップデートが可能

  2. USB 2.0ポート×2

  3. PS/2ポート – キーボード/マウスを接続可能

  4. HDMI / DISPLAY PORT – オンボードのグラフィック接続ポート(Ryzen 5 5600は非対応)

  5. USB 3.2 Gen 1 5Gbps Type-A

  6. LANポート

  7. USB 3.2 Gen 1 5Gbps Type-A

  8. HD Audioコネクタ

今の時代には珍しいPS/2接続ポートが備わっています。

2000年代初期に流行したデバイスにはPS/2接続が多かったため、愛用していた方はそのまま使用することができます。



「Sapphire PULSE AMD Radeon RX 6600」のポートはHDMI×1、DisplayPort×3

「Sapphire PULSE AMD Radeon RX 6600」は、フルHD環境でプレイする事が多いユーザーであれば他社の同価格帯のグラフィックボードと同等の性能を持ちながら、低消費電力かつコストパフォーマンスが高いことが特徴です。 低消費電力ということは動作時に発生する発熱量が少なく、実際ゲームをプレイして検証を行った際も、グラフィックボードからファンの音は聞こえてきませんでした。


CPUは「AMD Ryzen 5 5600」が標準で採用されています。

・AMD Ryzen 5 5600 基本スペック


「AMD Ryzen 5 5600」はCPU依存のゲームをプレイする際に必要とされるL3キャッシュが多く含まれているので、フレームレートの向上が期待されます。

また、グラフィックカードと同様に低消費電力かつ低発熱であり、コストパフォーマンスが良い製品と言えます。


4.G-Master VELOX AMD UTAGE Edition – ゲームパフォーマンス


今回もゲーム内パフォーマンスがどれほどか検証をしました。

ゲームは「VALORANT」のデスマッチ・射撃訓練所で検証を行い、グラフィック品質「高、中、低」でフレームレートの平均値を計測しました。


■デスマッチ

最高フレームレートはどれも高い数値が出ているのがわかります。

平均フレームレートは400を切っているものの、グラフィック品質「高」でも350と十分な数値を出しており、安定していると言えます。

また、ゲーム内ではフレームレートが急激に下がることもなく、快適にプレイすることができました。


平均フレームレートは400を切っているものの、グラフィック品質「高」でも350と十分な数値を出しており、安定していると言えます。

また、ゲーム内ではフレームレートが急激に下がることもなく、快適にプレイすることができました。


■CPU温度

プレイ中のCPU温度は、どの品質設定でも60℃以下となっており、前述の通り低発熱なのがわかります。


■グラフィックカード温度

グラフィックカードは品質設定によってかなり変化するようです。

品質設定「高」では、一貫して70℃と高めの温度となりますが、品質設定「低」だと60℃以内に収まっています。

VALORANTにおいては、品質設定「中」~「低」でプレイしているユーザーが多く見受けられるので、十分だと言えます。


5.G-Master VELOX AMD UTAGE Edition – 総評

「G-Master VELOX AMD UTAGE Edition」は、パーツ選びを妥協せず、安心・安定したPCをユーザーが使用できるように考えたサイコム様のこだわりを感じました。

そのこだわりの結果として、「G-Master VELOX AMD UTAGE Edition」は、パーツそれぞれの性能を最大限発揮できるよう、しっかりとバランスをとられております。

PC性能としては十分ポテンシャルを持っていると思いますので、コンシューマー機器から乗り換えを考えているライトユーザーや、ゲーム・オフィス両方での使用を考えているユーザーの方は、是非購入を検討してはいかがでしょうか。



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